中小企業診断士は、日本の各地に存在する膨大な中小企業の活動を促進し、望ましい方向に導くために制定された国家資格。

  中小企業診断士 行政書士
平成27年度
試験受験者
(第1次)15,326人
(第2次)4,955人
44,366人
同合格者 (第1次)3,426人
(第2次)944人
5,820人
同合格率 (第1次)26.00%
(第2次)19.10%
13.12%
試験科目 (第1次)
・経済学・経済政策
・財務・会計
・企業経営理論
・運営管理
・経営法務
・経営情報システム
・中小企業経営・政策


(第2次)
・組織・人事
・マーケティング・流通
・生産・技術
・財務・会計
・口述試験
・憲法、民法、行政法
・基本法学、商法
・一般知識

中小企業診断士は、試験が第1次と第2次に分かれており、第1次に受からないと第2次は受けられない。そして第2次は、筆記試験と口述試験の2段階構成となっている。

このような事情に加えて、第1次の合格者は翌年にもチャンスがあるため、第1次・第2次の受験者数や合格者数、さらに総合的な合格率の計算はややこしいものになっている。

はっきりしていることは、中小企業診断士の試験すべてをクリアする受験者は、相当に少ないということだ。おそらく全受験者における割合は、ほんの数%だろう。この点は行政書士と比べて格段にハードだ。

両方受けたいという受験者がいるなら、先に選んだほうがいいのは行政書士のほうだろう。中小企業診断士に受かるにはどうしても道のりが険しくなってしまう。中小企業診断士に受かったら、行政書士は気分的にだいぶ楽に感じられるかもしれないが、一般的におすすめできるのは、やはり行政書士試験を先にするやり方だ。

勉強する範囲を見ると、行政書士は法令系の科目がほとんどだが中小企業診断士は経営に関する内容が中心を占める。

これらはあまり接点がないように見えるが、中小企業診断士にはある程度法知識が求められる(これは実際の仕事においても変わらない)。行政書士を先にパスしたほうが、おそらくは合理的だろう。

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