行政書士を独学で受けた場合の難易度は? 

行政書士の難易度を、実際よりも相当に増幅させて見せていると考えられる要素がある。それはいったい何だろうと思うだろうか? しかし、ここでの答えはごく単純だ。それは「独学」だ。

独学をしようとする受験者は、おそらく相当にたくさんいるのだと考えられる。実際に行政書士の受験まで行き着かない人たちが日本各地にいるはずであることを合わせると、その人口はすさまじい規模になってしまうだろう。

それではどうして、独学で行政書士を受けようとする人たちがそんなにも多いのだろうか? その答えは、第一には「コスト節約」のためだろう。つまり独学だったら、費用はあまりかからない。テキストや問題集等を自分で買い集めてしまえば、あとはほとんど費用がかかりそうにない。また、勉強時間や勉強場所を自由に選べるという長所も大きいだろう。
第二には、行政書士の難易度に関してかなり信憑性に欠ける(しかし、抗いがたい魅力に満ちた)噂が流布しているためだろう。たとえば、「行政書士はこうやれば難しくない」「行政書士にたった3ヶ月で受かった」なんて文句でさまざまな必勝法や商材が喧伝されており、それに欺かれる初心者も毎年たくさん出ているのだろう。

しかし、独学で行政書士に受かろうとするのは客観的に見ても至難の業だ。不可能ではないものの、数少ない毎年の合格者の中でもさらに少数派となってしまうはずだ。たとえば弁護士になる勉強を何年もしていたような人や、公務員として行政の仕事を10年もやっていたような人だったら独学も楽だろうが、そんな偶然に恵まれていない人だったら、独学はとても厳しいものになってしまう。少し上にも書いているように、まず試験日までもたずにドロップアウトしてしまう確率が非常に高い。

行政書士の独学は、ものすごく難易度を上げてしまう大きな原因となるものだ。難易度を上げたくないなら、独学はまず断念することをおすすめせざるを得ない。

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